サイモントン療法の創始者 カール・サイモントン博士が6月18日、永遠の旅へと旅立たれました。
先日の8月5日には、博士の旅立ちを祝うメモリアルセレモニーが行われました。
いつか自分が旅立ったら、楽しく祝って欲しいという博士の言葉通りの和やかでこころ温まる会
でした。
私が、初めて博士にお会いしたのは、2006年の春でした。
伊豆で行われた6日間セミナーに研修生として参加した時です。
まるでサンタクロースかケンタッキーのカーネル・サンダースのような風貌で、やさしく語りかけ
てくださる様子に在りし日の父を思い起こしたことを、今でも鮮明に覚えています。
「カウンセラーの姿勢として、まず大切なのは、やさしさと思いやりである。」
博士からの教えの中で私が最も大切にしていることです。
どんな技術や手法があっても、そこにやさしさと思いやりがなければ、患者さまにとって真の癒し
にはならないということを博士から学びました。
ユーモアのセンスにあふれ、常にやさしさに満ちた博士の人柄が、何よりもそのことを物語って
いました。

(サイモントン博士と川畑信子副理事長と共に)
私が、サイモントン療法のセラピストとしての認定をうけたのは、2008年の11月...期せずして
博士から直接、認定をいただくことのできた最後のカウンセラーとなってしまいました。
そして、2009年4月の6日間セミナーで、スタッフとして共に仕事をさせていただいたことは、
私の誇りでもあり、博士との最大の思い出となりました。
サイモントン療法は、単なるがんの心理療法ではなく、人生のより良い生き方を考える心理療法
です。
心身のメッセージに耳を傾け、自分自身に正直な生き方を探求することを学びます。
サイモントン博士は、自身の人生をかけて研究され、博士自身がそれを具現化されました。
まさに「生き方は死に様」とも言えるその人生にこころからの敬意と感謝を表したいと思います。

藤岡医院 カウンセラー 藤岡ふみよ
