
(鍋からいい香りがしてきました。)
7月5日(日曜日)に当法人のデイサービスセンターにてvidaメディカルサポート企画の「重ね煮」
の教室が開催されました。
講師は、戸練ミナ先生で「重ね煮」の調理方法では、知る人ぞ知るという存在の方です。
私は、はじめてお会いしたのですが、お若くてチャーミング!食の大切さをハートに響く言葉で
語りかけてくださいました。
さて、「重ね煮」とは、水を一切使わず、切って重ねた野菜と塩だけで煮て行くというものです。
実にシンプルなのに奥が深い!それが「重ね煮」の特徴でしょうか。
今回は、初心者向きということで、しいたけ、玉ねぎ、人参の「重ね煮」に挑戦しました。
戸練先生の第一声、「野菜さんたちに敬意を込めて、調理をさせていただくというスタンスで
取り組んでください。しいたけちゃん、玉ねぎちゃん、人参ちゃん、よろしくねと言って切ってく
ださいね。」
「重ね煮」は、シンプルなだけに野菜に切り方とか塩のふり方ひとつで、味が変わってきます。
要するに、全神経を傾けて、まごころ込めて調理をすることがおいしさの秘訣だと戸練先生は、
教えてくださっているのだと思います。
当たり前のことだけど、つい忘れてしまっている私たちに声を出して、野菜に語りかけることで
その大切さを思いださせてくださいました。
そして私が、最も心打たれたのが、野菜の香りです。
ことことと煮え始めた鍋から、野菜の「匂い」ではなくて、「香り」といいたくなるようなやさしい
においがしてくるのです。
一番下に重ねたしいたけちゃん、次にたまねぎちゃん、一番上のにんじんちゃんが、順番に
おいしく煮えましたとサインを送ってくれているようです。
まさしく幸せな気分にさせてくれる野菜の癒しの香りです。
これについては、戸練先生も一言あるようで「重ね煮の野菜の香りは、アロマテラピーに匹敵
する効果があると思っています。これをいつか学術的に証明できたらと願っています。」とおっ
しゃっていました。
私もそう思います。
そんな日もそう遠くはないでしょうし、「重ね煮」のファンが全国に広がっているということが
すでにそのことを証明しているのでは、ないでしょうか。

(出来上がった重ね煮の汁は、赤ちゃんも大喜びです。それにうれしそうなパパとママの顔。
これぞ食のもたらした幸せですよね。)
出来上がった「重ね煮」は、そのままたべても絶品のおいしさですが、他の食材と混ぜて
アレンジができるのも大きな利点です。
今回は、出しなしでおいしい味噌汁、梅風味のそばサラダなど「重ね煮」をベースにあっと
いう間に3品出来上がりました。

料理をするのではなく、野菜に感謝して料理をさせていただくという姿勢こそが、食べる幸せに
繋がるということ、あらためて気付かせていただいた「重ね煮」教室でした。
戸練先生、ありがとうございました。
藤岡医院 カウンセラー 藤岡ふみよ
